ショールーム：911 GT3

その新型911 GT3は、初の同時2バリエーションでデビュー - リアウィングを装備したサーキットルックのスポーツカーとツーリングパッケージを装備したより控えめなモデル。

2バージョンで登場する野獣

25周年を迎えて：1999年の登場以来、サーキットを征するキャラクターと公道での扱いやすさという相反する特性で凛と浮かび上る911 GT3。25周年を記念したこの新モデルは、GT3として今回初めて2つのバリエーションで同時に登場する。サーキット走行のためにリヤスポイラーを備えたスポーツカーバージョンと、外観を上品に抑えたツーリングバージョンだ。そしてさらにインディビジュアルな走りを求めるドライバーのために、ぴったりと調整されたパッケージも用意されている。

エレガントなエアロダイナミクス

スコープ：記念の年を祝し、このサーキット志向のロードゴーイングスポーツカーは、軽量設計、375kW (510PS; 911 GT3: 燃料消費量総合（WLTP） 13.8 – 13.7 l/100 km, CO₂ 排出量総合（WLTP） 312 – 310 g/km, CO₂ class G , CO₂ class weighted combined G ; 911 GT3 with Touring Package: 燃料消費量総合（WLTP） 13.8 – 13.7 l/100 km, CO₂ 排出量総合（WLTP） 312 – 310 g/km, CO₂ class G , CO₂ class weighted combined G ) 450Nmを誇る自然吸気4.0リッター水平対向エンジン、そしてドライバーの視点から用意された新しいオプションを取り揃えてデビューする。フロントとリアのデザインがさらに研ぎ澄まされ、エアロダイナミクスもそれに合わせて最適化されている。

お好みのギヤで

パワー：7速のポルシェドッペルクップルング(PDK)と6速のGTマニュアルギアの最終ギヤ比は、先代モデルより8％短縮されている。どちらのバージョンにも2つのギヤボックスが用意されている。ポルシェドッペルクップルング(PDK)は100kmまでの加速を3.4秒でこなし、最高速度は311km/h。マニュアルギアでは3.9秒、313 km/hというのだから難しい選択だ。

パフォーマンスをパーソナライズ

モータースポーツのDNA：固定式リアウイングを装備したGT3に今回初めてヴァイザッハパッケージが用意され、サーキット走行をさらに極めていくことができる。軽量設計の哲学に忠実に、CFRP製部品が数多くの箇所に取り入れられている。軽量マグネシウム鍛造ホイールとCFRPロールケージはオプションで、サーキット用のクラブスポーツパッケージは追加料金なしで提供されている。

ツーリングパッケージ

バラエティ：人気のツーリングパッケージは今回初めて、販売開始と同時に入手可能だ。このバージョンでは固定ウィングのない、911の時代を超越したエレガントなボディラインをそのまま愉しんでもらいたい。格納式リアスポイラーの後端、いわゆるガーニーフラップや、アンダーボディのフィンデザインは、この911 GT3ツーリングパッケージのエアロダイナミクスを最適化するために細かく調整されている。

4人でドライブ

インディビジュアル：今回初めてGT3ツーリングパッケージにリアシートシステムが、そして両モデルに折りたたみ式の軽量スポーツバケットシートがオプションで用意されている。このシートは胸部エアバッグを内蔵し、電動でシートの高さ、手動でシート前後位置を調節できる。ヘルメットを着用時のエルゴノミクスもしっかりと考慮し、ヘッドレストパッドの一部は取り外し可能だ。

びくともしない安定性

理想的に調整：新型911 GT3は、サスペンションが最適に調整されているおかげで路面の隆起や縁石の上もスムーズに走る、つまり、より確実に車両をコントロールをすることができるクルマだ。また、制動時のノーズダイブを顕著に抑制するアンチダイブシステムも一役買い、どんなコンディションでも路面をぴったりと這うような安定感がぐんとアップしている。

軽量構造を極めて

ツーリングアップグレード：ツーリングパッケージの際立ったキャラクターを主張すべく、今回の911 GT3ではリヤリッドグリルに“GT3 touring”のレタリングが施されている。そしてこのバージョンにはライトウェイトパッケージも用意されている。このパッケージではルーフ、スタビライザー、タイロッド、リヤアクスルパネルインサートにCFRP素材が使われている。軽量マグネシウム鍛造ホイールと軽量ドアパネルがパッケージの軽やかさを締めくくる。

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