編集部より
「ポルシェ911 は、アフリカのサファリからル・マンへ、劇場へ、そしてニューヨークの街へ、とどこへでも走っていける唯一のクルマです」。911の多様性をこう表現したのは、ポルシェブランドの創始者フェリー・ポルシェです。911は、何十年にもわたって一つのアイコンであり、生命感です。どのポルシェも夢を叶えます。ポルシェはユニークな体験を創造する、様々な冒険のためのクルマです。
本誌今号のレポートでは、自動車に備わったこの多面性に焦点を当て、アジアを巡る素晴らしい発見の旅へ出発しました。トルコの中心部、カッパドキア地方の人里離れた場所でフルEVのマカンを走らせ、息をのむような景色を背景にパワフルなSUVならではのオフロード体験をたっぷりと味わうことができました。
バンコクでは、チャノンド・ルアンクリタヤが、ルビースターの911に乗ってタイの百万都市で彼のお気に入りの場所を案内してくれました。不動産エキスパートの彼は、新しいポルシェデザインタワーの共同責任者です。そして道中、伝説的な“ピンクピッグ”デザインで仕上げられた彼の718ケイマンGT4を拝見してきました。
中国市場向けに特別に設計されたカイエンとマカンのモデルで、世界最長の道路のひとつを走りながら中国でのロードトリップを堪能することもできました。ユニークなアウトドア体験を是非味わってください。そして大都市東京の目眩くナイトライフで、911 GT3 RSとマカンターボという、お互いをスポーティーに完璧に補完し合う2台のクルマを体験することもできました。

ゼバスティアン・ルドルフ
編集者「どのポルシェも夢を叶えます。ポルシェはユニークな体験を創造する、様々な冒険のためのクルマです」
目眩く、という言葉はポルシェの新しいキャンペーンフィルム『Speed of Light』の撮影にもピッタリの形容詞です。ドバイでその撮影現場の舞台裏を覗き、壮大なレーザーショーに歓声を上げ、スターDJ、デヴィッド・ゲッタと対面することができました。マルチメディアを使った最上級のイベント、つまり世界最大級のソーラーパークが、マカンターボとタイカンターボGTという2台の最高級電気スポーツカーが、完璧なアンサンブルを構築します。
オランダの北海沿岸で発見した1958年製の356もユニークな存在です。このクラシックカーは、時代を先取りした特別注文に満ちたワンオフモデルです。そしてスペインでは、ポルシェのブランドアンバサダーであるイェルク・ベルクマイスターとともに、911 GT3 RS用の新しいタイヤの開発に没入します。このタイヤは、ポルシェユーザーのサーキット走行シーズンを延長し、ウェットコースで最高のパフォーマンスを発揮します。
本号がポルシェファンの皆様にインスピレーションを与え、ポルシェとともに新しい発見を続けてもらえれば、と願っています。新しい発見を共有したい、クリストフォーラスではそんな皆様からのメッセージをお待ちしています。christophorus@porsche.deまでご連絡ください。
燃料消費量
911 GT3 RS
Macan 4S Electric
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20.7 – 17.7 kWh/100 km
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0 g/km
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A Class
Macan Electric
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19.8 – 17.0 kWh/100 km
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0 g/km
-
A Class
Macan Turbo Electric
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20.7 – 18.9 kWh/100 km
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0 g/km
-
A Class
Taycan Turbo GT
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21.2 – 20.5 kWh/100 km
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0 g/km
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A Class
Taycan Turbo S
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19.9 – 17.8 kWh/100 km
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0 g/km
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A Class